システムエンジニアリングサービス(SES)は、エンジニアを搾取するブラックな業界と言われてきました。
それは、多重な商流などの構造的な問題だけではないかもしれません。
「従業員を大切にする」と謳いつつ、やりがいや帰属意識を盾に、安い給料で会社都合に振り回され、割を食わされて不幸になっていく。
そんなエンジニアを数え切れないほど見てきました。

SES、SIに関わらず、エンジニアの幸福度が下がることは、質の高いエンジニアの減少を招き、結局はIT業界の発展を妨げることになると考えます。

不幸になるエンジニアを減らしたい。
それがこの業界に長く携わってきた者としての私の根幹です。

・市場ニーズの高い（＝エンジニアとしての価値を高める）スキル・キャリア構築。
・そしてそれに対する、透明性の高い評価と報酬。
弊社を立ち上げるにあたって、この2点を、幸福度を高めてもらう為の材料として所属エンジニアに提供しようと決めました。

顧客貢献とエンジニアファーストは両立し得ないのでしょうか。

お客様への貢献の為に、エンジニアが犠牲になるのでは意味がない。
エンジニアの高い充実感、幸福感が、良質な仕事を生み、良質なエンジニアリングを提供することに繋がる。
真に良質なエンジニアリングは、お客様のビジネスを加速度的に向上させ得ると考えます。

たとえ規模は小さくとも、質の高いプロフェッショナル集団であること。
そしてなにより、
お客様と従業員、双方の幸福を追求すること。
このチャレンジをし続けることが、弊社のミッションであり、存在意義です。

代表取締役　　浅海　慎一郎